北海道の家庭に呼ばれた際に、朝の食卓に出てくる各種の食べ物を、ごっそりとご飯の上に乗せて食べることを僕はオススメしません。
かなりの確率でそれは「極端な味」がします。
「極端な」と言う表現なのですが、北海道には「極端に辛い」や「極端にしょっぱい」食べ物が存在し、特に朝ご飯のおかずとして出てくることが多く、しかも一見しただけではその危険性に気づく事が難しいため、下手をすると乗せる分量が多すぎる事態に陥り、せっかくのご飯を食べられない代物に変えてしまう可能性を秘めているからなのです。
その代表格として「山わさび」、そして「三升漬」があります。

北海道や東北の一部の地方では夏から秋にかけて、八百屋さんに青い南蛮唐辛子が数多く並びます。
この青い南蛮、見ただけでは辛いのか辛くないのかが判別できず、僕の場合は買ってみてから予想が外れたと言う経験を数多くしています。
なので辛い南蛮が欲しいときには、「大辛南蛮」などと表記されている物を選ぶか、店の人に確認してから買っています。
それで道民は、三升漬けを自作するのです。

三升漬のレシピは至ってシンプル。
同体積の南蛮と、麹、醤油を漬け込みます。
南蛮の切り方、一緒に大葉やしその実を漬けるかどうか、など各家庭で違いがあり、またバリエーションを楽しんでいる人も多い漬け物です。

これの食べ方はこう。
まずは極少量を箸でつまみます。
そうですね、小さじ半分程度でしょうか?
それを白いご飯の上に乗せます。
そしてこれを4〜5口に分けて、白いご飯と共に食べるのです。
何というコストパフォーマンスの高さ・・何しろ辛いんですよ!
これが道民にとってのご飯の友のあるべき姿。
ついでに申し上げますと、山わさびの食べ方もほぼ一緒です。

この三升漬、作る際の南蛮の取り扱いには注意が必要です。
次の動画をご覧になるとお分かりになると思いますが、危険な代物です。

僕も痛い目に遭ってからは、ゴム手袋をはいて加工にあたっています。
素手で扱うと、目の粘膜どころかナチュラルに指先がダメージを受けます。
年に一度しか使わないゴム手袋・・・
道民の家庭にはきっとあるはずです。

ちなみウチの冷蔵庫には、去年実家から送ってもらった自家製三升漬がまだあります。
自分でも漬けたものですから、先にそれを食べきるのに半年以上かかり、実家製の物までは手が回らなかったのです・・

分かって頂けますか?
このコストパフォーマンスの高さを…

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