お盆も終わり、ついにあのCMが始まりました。

そう、スタッドレスタイヤのCMです。
これと共に石油ストーブのCMが始まります。
This is the 北海道。

昔からこうなんです。
北海道民はお盆の終わりと共に、一気に心を冬モードにさせられるのです。
広告業界の片隅にいる自分としましては、タイヤやストーブメーカーの心理も理解できますが、いくらなんでも道民感情を暗くさせすぎじゃないの?と憤りたくもなります。

それにしてもこの、お盆スタッドレスタイヤCMの伝統は、いつからなのでしょう?
少なくとも、スパイクタイヤの時代には、こんなにCMをやってませんでしたよね?

スパイクタイヤが禁止された頃の事を覚えている人は、結構な歳になってしまいましたね。
元々、冬タイヤにはスノータイヤとスパイクタイヤと言う分類があり、それほど雪が降らない地方では圧雪になる事も少ないため、スパイクなしのスノータイヤが使われていました。
圧雪やアイスバーンになる事が多い北日本ではスノータイヤでは能力不足なので、スノータイヤに穴を開け、そこにスパイクのピンを打ち込んでスパイク付きのスノータイヤ(これがスパイクタイヤ)を使う事が多かったのです。

スパイクタイヤの弊害は、舗装路のアスファルトを傷つける事です。
これにより道路は頻繁に舗装をし直す事になり、また車粉と言われる粉塵が生まれ、特に飼い犬の肺への蓄積によって、寿命が縮まったりするような事が増えました。
そこでスパイクタイヤが規制される事になり、タイヤメーカーがスパイクタイヤに替わる製品を送り出しました。
それがスタッドレスタイヤで、柔らかなコンパウンドで凍った路面にも吸い付くようにグリップしました。

とは言え初期のスタッドレスタイヤはまだまだ性能も低く、1年毎に高性能な新製品が続々出て行きました。
メーカーはいちはやく、去年のタイヤよりも高性能な、今年のタイヤをPRしたくなりました。
かくしてお盆明けの、スタッドレスタイヤCM合戦の幕が切って落とされたのです。

個人的には、年を追う毎の高性能化は一段落したと思うので、もうお盆明けからのCM合戦はしなくても良いんじゃ無いかと思います。
皆さんもまだ、夏気分を楽しみたくないですか?
ワオ!気づくと今年もビアガーデンに行ってないよ!

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