番組表のキーワードを元に、テレビはハードディスクレコーダーに録画して見ています。
(リアルタイムではほぼ見てません・・)

設定しているキーワードの一つが「北海道」。
数多くのローカル番組がひっかかり、撮れた番組の大半は即座に消去される運命にあります。
それでも中には面白い番組がひっかかって来て、思いもよらぬ巡り会いを楽しませて貰っています。

先週、このキーワード検索で撮れていたのが、TVH(テレビ東京系)で再放送された標題のサスペンスドラマ(1997年の作品)。
期待せずに見てみることにしました。
のっけから現地の映像のオンパレードです。
網走沖でホタテ網にかかった人間の頭骸骨のシーンで、物語は始まります。

東京から日本エアシステム便に乗り、女満別空港に降り立った主人公、中村あずさを出迎えるのは船越英一郎氏。
まだ若い!
主人公はいきなり現場を見たいと言います。
主人公は法歯科学のエキスパートで、白骨化した死体の歯から様々な情報を読み取る能力があります。
歯のグラつき具合から、死者が妊娠していたなども。
中々痺れる設定です。
この後主人公は、歯から様々な確証を引き出し、事件を解決に導くのですよ!
大したものです!

船越演ずる北見方面本部の刑事が運転する車は、斜里岳をバックに移動します。
・・進行方向が逆なような気がしますが、ここは気にしないことに。
やがて到着するのは網走港。
風景から察するに、ポンモイの新港のようです。
この他、ほぼ現地ロケの映像ばかりで、網走の風景が頭の中にある人にはかなり楽しめます。

北浜駅
北浜駅

容疑者の一人は北浜の喫茶店で働いています。
撮影は実際に北浜の喫茶店「停車場」の中で行われており、バックには穏やかなオホーツク海が広がります。
まったくもって良い風景です。
僕は網走に行くと、必ず北浜に行ってこの風景を見てきます。
時間を忘れる風景です。

余談ですが網走近辺のJR駅は、ほぼ飲食店になっています。
無人駅なのですが駅舎に余裕があるためか、北浜や藻琴は喫茶店、止別などはラーメン屋さんとなっています。
このあたりを訪れる方は是非、足をお運びください。

今はなき双子岩のオホーツク水族館も出てきます。
主人公が宿泊するのは呼人の網走グランドホテルです。
(現在は北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート。ちなみにここは僕の実家から歩いて15分ほどの所にあります。)

良い天気のある日、ホテル前庭のテラスで主人公達は意見を交わします。
本来、呼人の丘から海は見えないはずですが、何故かここではバックにオホーツク海が広がります。
なるほど・・実在しない場所と言う設定なのですね。

他にも、主人公達は驚くような場所でミーティングを重ねます。
あるシーンでは、どこかの階段を登って来て現れる主人公が、階段を登り切ったあたりで船越演ずる刑事と再会。
カメラが引くと、そこに現れるのは天都山の山頂にあるオホーツク流氷館
かなり珍しい所でのミーティングに、僕はおったまげました。

ある時は、何気なく能取岬で意見を交わしたりしています。
実際のここは蚊が多いので、あまり長く居たくはない場所です。
でも絶景ではありますから、網走に来た方は是非とも寄って頂きたいスポットです。
(蚊の対策をして)

と、このように現地ロケによる映像盛りだくさんで、現地に詳しい人にとっては突込みどころ満載と、とっても楽しいドラマでした。
最後のお別れのシーンは何故か北浜駅のホームが舞台。
汽車が到着するノイズで、主人公に何かを語りかける刑事の言葉はかき消されます。
映画「悪魔の手毬唄」を彷彿とさせるワンシーンです。

それにしても、北浜でお別れとは・・
多分釧網線で、この列車の終点は網走です。
結局バスかタクシーで女満別空港に行く羽目になるのだと思うのですが・・
まぁ、美しい風景なので良しとしましょうか!

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