しばれる・・と言う程では無いけれど、寒い日が続きます。
これだけ雪が少なくなると、早い所春になって欲しいと思ってしまいます。
しかしながら幼少期の僕にとって、この季節は遊び相手の雪が消えて行くと言う、少々憂鬱な季節でもありました。
しかしそれに増して、この季節には別な大きな楽しみも存在していたのです。

オホーツク海側の網走に生まれ、北見市で小学生時代を過ごした僕にとって、卒業式や入学式の季節は桜の季節ではなく、雪解けの季節と言う印象でした。
始業式の帰り道、僕は確かに長靴を履いて、坂道を流れる雪解け水を、雪のダムを造って溜めて遊びました。

北国の雪解けの季節はドロドロでジャブジャブです。
学校のグラウンドは、一気に溶けた雪を処理しきれずブカブカの泥だらけの湿地帯となり、点在する水たまりの中を、長靴が浸水しないように幼い僕は行軍して遊びました。
もちろん子供の事ですから判断を誤り、長靴の中まで水浸しにする事も珍しくは無く、ひどい時には着衣まで泥にまみれて遊んでは帰りました。
小さな僕にとって家の前の中学校のグラウンドは、それはそれは広大な湖にも等しい水たまりでした。

小学校5年生の時に僕は、オホーツク海側の雄武町と言う町の小学校に転校しました。
ここには、僕と同じ遊びをする少年がいました。
放課後、僕と彼はお互い自慢の長靴(釣りとか土木工事用の、ひざまで達する物)でグラウンドに出向いて行きます。
そしてなるべく過酷な地点を目指し、漕ぎ出して行くのです。

今考えると、しょうもない遊びです。
しかしこんな事もあって、彼とは強い友情で結ばれました。
何しろ、僕たちの他にはそんな遊びをする(アホな)少年などいなかったのですから。

長靴少年隊はその後、他にも活動の場を広げて行きます。

2 thoughts on “たった2人の長靴少年隊

  1. aguken より:

    雪解けの排水路作りはなぜか燃えます。
    年取った今でも。
    前の会社の時は良く水がたまって
    昼飯後と3時休みは一人かかさずやっとりました。

  2. t2o より:

    おいおい!
    まぁ、気持ちは分かりますがw

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