札幌の南一条通り(電車通り)を西に向かうと、西19丁目と20丁目の境で、まっすぐ前が大きな木と茶色いビルに突き当たって直進できず、右斜め方向に進む妙な交差点があります。
実は、これまで走ってきたのが札幌市。
ではこれより西はと言うと、古くは「庚午三の村」、その後「円山村」を経て「円山町」となった、札幌市とは別な旧行政区だったのです。wpid-maruyama-300x225-2008-10-8-18-46.jpg
この道路の不整合も、元はと言えば行政区が異なるための食い違い。
まあ、こんな要因でもなければ札幌の道がこんな妙な形になる事も無いと思えます。
他にも札幌の妙な形の道路には歴史的な事情が垣間見え、札幌の地図を眺めるのは案外楽しい物です。

円山町は昭和16年に札幌市に編入され、以後は中央区○○西2x丁目等と言う札幌特有の条・丁目表記になってしまい、円山と言う地名は地図の上では残っていません。
ただ、学校名などの施設名としての円山は今でも残っており、円山動物園や裏参道など、独特の文化の匂いがする街として、札幌市内でも光を放っています。
この妙な交差点も、静かに札幌の歴史を物語っているのです。

 

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