「突然だけど、監督達が高湯で合宿するらしいので、混ざらない?」
こんな電話をよこしたのはウチの奥さん。
「面白そうだな、混ぜてもらおうか。」
と、俺。
「じゃあ、料理担当してくれない?」
「へ?」
そんな遣り取りから「料理人・俺」が誕生しました。

しかし、全く持って一瞬先のことは分からないものだと痛感しましたね。
しがないITワーカーの俺が、映画監督達の合宿に料理担当として参加し、キムチ鍋を作っているのだから・・・。
某居酒屋から盗んだ製法のコンソメ湯豆腐も、良い感じで煮立ってきた、火を止めなければ!
おっと、刺身も切らなければならない、腹を空かせた7人が、俺の料理を待っているんだ!
トマトはスライスするんですよ!
いいです、自分がやりますって!

この街の某施設が企画した、中学生に映画を撮らせるワークショップ。
(まったく中学生どもが羨ましいぜ。)
このワークショップに、ボランティアとして参加しているのがウチの奥さん。
何やら「打ち入り(映画界の用語で、打ち上げ同様プロジェクト開始時に開く宴会の事らしい)」お料理担当にふさわしい人物を捜していて、自分に白羽の矢が当たったのだ。
なんでこうなったか分からないが、こんな状況を楽しめるのが、そう、俺!
自分で言うのもなんだが、一人500円の予算にしては上出来な料理。
高く評価して欲しい物だ。
・・等と考えていたら7人はきれいに平らげてくれましたよ!
評判も上々、作った側としても非常に気分がよろしいのです。
皆さん、良くできました!

肝心の風呂には入りそびれたが、翌日のワークショップにも少々参加。
いい人達と巡り会えた、エキサイティングな週末だった。