大人としては、当然家具の自作もするし、電気製品の修理も普通にします。
ハンダづけ作業は定期的に必要だし、日常的に行うコードの皮むきが面倒になるんで、ワイヤーストリッパーが必需品です。
ジグソーで直線を切るのは大変なんで、丸鋸も必要です。
幼い頃、なぜ親父の工具箱に珍しい工具が入っているのか疑問だったんですが、今になってみると必需品だったんですね、これが。

しかし工具を使うときには、サンダル履きはいけませんね、血を見ます。
このあいだ自在錘と言う、ドリルに付けて木材に大きめの円を空ける工具を買ってきたんですが、これはかなりデンジャラスなヤツです。
見るからに高速回転に不向きなのですが、予感が的中しました。

力の入れ具合が難しく、簡単に木材が回り出します。
こっちは棟方志功じゃないですから、木材に回られては困るのです。
気が動転して、足の親指をぱっくり切っちゃうじゃないですか。

しかし深めの傷と言うのは多量に出血するものですな、かなり焦ります。
ぼたぼたと落ちる血液を、玄関のカミサンの靴の上に落とさないよう注意深くケンケンで風呂場まで走ります。
錘によって切れたのか、木材で切れたのかイマイチ解らないので、とりあえず傷口を流水でよく洗います。
しかし血って赤いですね、金赤です。
マゼンダ100、イエロー100ですよ。

と、ここで玄関先の工具類をほったらかしにして、更に玄関から何から、家の中の扉を全て開け放ってケンケン走りしてきた事に気付きます。
血液の流れは勢いを増しています、再度ケンケンと言うのも無理があります。
「考えろ!考えるんだ!」
私の灰色の脳細胞の良い所は瞬発力です。
手近なヘインズのTシャツを傷口に巻き付け、玄関に走り後始末をします。
その後、足にかかる血圧を上げないよう、横になり足を上げておきましたら、出血は思いのほか小規模で収まりました。

自在錘は封印です。
スピーカーを作ろうとしていたのですが、木材の質があまりに悪かったので、中止する事にしました。

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