デザインを仕事にしていると、誰もが使うようになるのがご存じアドビ・イラストレーターと言うアプリケーション。
何年か前から、そのイラストレーターをイラレと略す人々が出現した。

「アハハ!ばっかじゃねーの?」
などと思い、決して友人にはならないと決心し、では自分はどう略しているかな?と思い返すと、「AIで」などと言っている過去の自分が、記憶の向こう側で微笑んでおり、ほっと胸をなで下ろしたりすること年に数回。
だがしかし、最近はイラレと呼ぶ方の馬鹿どもが多数派になっていると言う事実に気づいてしまった。
と言うのは、この言葉でインターネット検索をしてみたところ、いくつかのサイトで、どう呼ぶかの投票が行われていたのだ。
結果はというと、予想を大きくはずれて馬鹿どもの大勝利、敗北を認めなくてはいけないらしい。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」
そんな言葉が頭をよぎる。

愕然としながら周囲を見渡してみたら、他にも変な略語を使っている連中が大勢いることに気づいた。
「フォトショ」
うーむ、言っている。
ネイティブな南蛮人が「フォトショ」と、確かに言っている。
南蛮人は略語大好き人間だったのか?!と驚愕した次の瞬間、ただ発音が良すぎて聞き取れないだけだと気づいた。
つまりは、「フォトショ」と言うなら「ォ」のあたりにアクセントを置き、語尾は消え入るように「プ」の存在をにおわす口の形に終結すべし。

ふう、これなら許せる。
では、さらに踏み込み、イラレとモスバとバモスに関して、自分を納得させる試練に耐えてみよう。
イラレはまあ、デビューが遅い連中が、頭が悪い先人に変な呼び方を擦り込まれたのだと解釈しよう、連中も被害者なのである。
モスバーガーは関西では「モスバ」と略されているらしい。
これに関してはmoss(こけ)と混同しないように「バ」を付けるなど、関西人特有の、キツイ表面上に反しての、心根の優しさが伺える。
と、解釈しよう。
自分はネトゲで関西人と遊ぶことによって、この境地に立つことが出来た。
「バモス」に関しては、メーカー名(ホンダ)くらい、略することを許してあげよう、と言うかネタです、すいません。
とにかく許してやろう、そうしないと頭の血管が切れて、結局自分の健康を害してしまう。
なにしろ、自分は心が広いのである。

※バモスホンダ

ゴレンジャーの乗り物となり、その後、屋根を切り取られ、黒く塗られ、ジャッカー電撃隊の敵が乗車するメカに生まれ替わった。
この事は幼い子供ながら、自分が世の無情を学習するきっかけとなったエピソードとなっている。

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